岡崎市は27日、ゲームアプリ「ポケモンGO」の人気に伴う歩行中などにスマートフォンを操作する「ながらスマホ」の拡大防止を呼び掛けるキャンペーンを、市内のマクドナルド6店舗で急きょ行った。
6店舗は、アプリでモンスターを捕獲するのに必要な「モンスターボール」と呼ばれるアイテムが手に入るスポット「ポケストップ」になっている。この日は、市職員や岡崎署員ら9人が午前9時から11時にかけて6店舗を回った。
戸崎町の248南岡崎店では、内閣府が20日に発行したポケモンGOを遊ぶ上での注意点などが書かれたチラシと、啓発品の反射材を配った。日本マクドナルド直営本部東海東エリアを担当する藤本良さんによると、市内の店舗ではアプリの配信開始以来、首都圏ほどではないものの、大人、子どもを問わずポケモンGOで遊ぶ来店客が目立つという。
内閣府サイバーセキュリティセンターは、ポケモンGOのアプリダウンロードや利用に対して、GPS情報の非開示といった個人情報の保護、類似アプリのダウンロード防止、屋外を出歩く際の熱中症予防、モンスター捕獲での周囲への目配り、「ながらスマホ」の禁止―などを呼び掛けている。(今井亮)