東京ディズニーリゾートの「アンバサダー(親善大使)」を務める今枝李衣奈さんが29日、岡崎市役所を訪れ、内田康宏市長に市制施行100周年記念イベント「おかざき100年祭」に登場する東京ディズニーリゾート・スペシャルパレード(7月2日、岡崎中央総合公園)をPRした。(今井亮)
一宮市出身の今枝さんは、愛知県出身者で初めて誕生したアンバサダー。今枝さんは「緑豊かな公園でのパレードを笑顔があふれる時間にしたい」と意気込み、「キッズダンサーを務める岡崎の子どもと過ごし、市民に会えるのを楽しみにしています」と、一緒に訪れたミッキー、ミニーの気持ちを伝えた。
パレードの見どころは、東京ディズニーシーの開園15周年を記念したテーマ曲や特別仕様のミッキーらのコスチューム。今枝さんは「自分にとっても憧れの存在だった東京ディズニーリゾートの夢や楽しさを出身地の愛知県に届けることが楽しみです」と話した。
アンバサダーは、約2万人が勤務するというディズニーランド・シー、オフィシャルホテルなどの「キャスト」と呼ばれる従業員の中から、公募で1人だけが就任できる。
今枝さんは、200人の応募の中から選ばれ、昨年1月1日から今年12月末まで2年間の任期中、メディア媒体での広報、来場できない人のための福祉施設・病院の訪問、東京ディズニーリゾートに訪れる国家元首の案内などをこなす。