岡崎市藤川町の道の駅「藤川宿」で22日から、市制100周年記念企画展「絶版車カタログ 懐かしきモータリゼーション」が開かれる。26日まで。
昭和30〜40年代の高度経済成長期を代表する“三種の神器”の1つ、自動車に焦点を当てた企画展。一部の富裕層しか購入できないほど高価だった自動車だったが、各自動車メーカーによって次々とより安価な大衆向け車両が発売されたのを追い風に、普及が進められた動きを振り返る。
期間中は、トヨタ、スバル、マツダ、三菱、ダイハツの5ブランドから当時販売されていた車両のカタログやミニチュアカーなど、50点以上の展示を予定。トヨタ・2000GT、スバル・インプレッサなど今も人気が根強い名車の数々が楽しめる。
展示の担当者は「市制100周年という節目に、展示を通して高度経済成長という古き良き時代に思いをはせて、語り合うきっかけとしてもらえれば幸い」と来場を呼び掛けている。(大山智也)