豊田市は11日、4月1日時点の2歳児までの待機児童数ゼロを3年連続で達成したと発表した。
厚生労働省の「保育所等利用待機児童数調査」を基に、市内の待機児童数を算出。何らかの保育サービスに申し込んだ乳児・幼児計7228人から、こども園や小規模保育所への入所、保育ママの利用などを差し引いた結果、待機児童数ゼロを記録した。この中には、保護者が特定の園を希望して入所していない場合など「保護者の私的な理由」に該当する68人も含まれている。
市は、こども園の改築や私立幼稚園の幼保連携型認定こども園への移行などで受け入れ枠を拡大し、引き続き待機児童解消に注力。今年度は、市寺部こども園とこじまこども園の改築で34人、井上幼稚園、五ケ丘大和幼稚園、保見ケ丘幼稚園の幼保連携型認定こども園への移行で116人、計150人分受け入れ枠を拡大する。