幸田町は「こうたふるさと寄附金」(ふるさと納税)制度をリニューアルし、あす2日から申請を受け付ける。今回から初の試みとして、町外の個人納税者に、町の特産品を返礼品として贈る。
寄付受付額は1〜20万円。安全・安心、環境、産業振興などに使い道を指定することができる。返礼品は、町内に本社や事業所のある9事業者が計33種類を提供。全国シェア95%の筆柿や、温室モモ、町内産のブランド豚肉「夢やまびこ豚」の詰め合わせ、幸田サーキットYRP桐山のレンタルカート走行券、高性能クッション「リバースポルト」など、さまざまな製品がそろっている。
高額寄付の返礼品には、旬の農産物を1年間(2カ月に1回、計6回)発送する「幸田町特産農産物ギフト」(5万円)、特殊な技法で作られた漆器の酒器「くろうと漆器」(同)、同町荻の宿泊施設天の丸のペア宿泊券(6万円)、トップアスリートが愛用する高機能寝具「エアウィーヴ ポータブル DUAL MODE」(20万円)などがある。商品の詳細は、2日から町役場で配布される「返礼品カタログ」や同町ホームページで確認できる。
また、2日午後7時ごろからは、楽天が運営するサイト「楽天ふるさと納税」での申し込みが可能になる。クレジットカードや銀行振込での納付も対応する。
問い合わせは、同町総務課(62―1111)へ。