岡崎市で2年に1度開かれる三河地方最大のものづくりの展示会「ものづくり岡崎フェア2016」(岡崎商工会議所、岡崎市、岡崎ものづくり推進協議会主催)が、7月13、14の両日、岡崎中央総合公園総合体育館で開かれる。第5回の今年は「技術力を高める 新たな提案」と題し、116の企業・機関が開発中の新技術や製品などをPRする。(今井亮)
出展企業は初出展30社を含む101社。「素材」「金属加工」「樹脂成形・加工」「表面処理」「装置・工具」「専用機」「測定計測」「ソフトウェア」「環境・電気自動車・蓄電池」に区分される。
このほか、企業との共同研究・委託研究に取り組む愛知工科、愛知工業、大同、中部、豊田工業、豊橋技術科学、名古屋工業、名古屋市立、名古屋、名城の10大学とあいち産業科学技術総合センター、あいちシンクロトロン光センター、産業技術総合研究所中部センターの3機関が参加。市内からは自然科学研究機構分子科学研究所と県立岡崎工業高校が活動を紹介する。
第1錬成道場では2日間にわたって、三菱自動車工業の中尾龍吾副社長、日本自動車部品工業会の松島正秀技術担当顧問、名古屋商工会議所の岡谷篤一会頭、ダイヤ精機の諏訪貴子代表取締役の講演会がある。主催者側は2日間で7000人の来場を見込んでいる。
岡崎ものづくり推進協議会長を務める田口竜也岡崎商工会議所副会頭は「独自の技術を持つ三河地方の企業が集結し、新たなビジネスチャンスや新規事業への発展を図りたい」と来場を呼び掛けている。