岡崎市制100周年記念事業「赤い糸プロジェクト」で、赤ワインに合うオリジナルの八丁味噌料理を市内の飲食店から募った「マリアージュイベント」に参加する32店舗が決まった。きょう1日から来年3月末まで、洋食、和食、中華、フレンチ、イタリアン、ベトナム料理、創作料理などの各店が八丁味噌を取り入れた料理と記念ラベルを掛けた相性の良いワインを提供する。
メニューは、八丁味噌に漬け込んだ牛肉を焼き上げたステーキやローストチキンをはじめ、チーズを加えた八丁味噌の牛豚肉のもつ煮、八丁味噌をソースに使った鹿肉とフォアグラのジビエ料理、ネギ味噌のハンバーガー、カニに八丁味噌のパウダーを振りかけたスペイン料理の「アヒージョ」などさまざま。
公募は「市制100周年記念メニュー」として打ち出し、同じ発酵食品である同市名産の八丁味噌を使った創作料理と赤ワインの組み合わせを企画。参加する32店舗では、提供期間後もメニューに対する反響があれば、そのまま定番化して継続する可能性もあるという。
市は32店舗のメニューと店舗概要、所在地の地図を掲載したA4判のパンフレットを作り、市役所や名鉄東岡崎、JR岡崎両駅の観光案内所などで配布している。