岡崎市内の公立小学校で18日、卒業式が行われた。3554人(男子1842人、女子1712人)が学びやを巣立った。(横田沙貴)
秦梨小学校では、8人(男子5人、女子3人)が、杉原惠美子校長から卒業証書を受け取った。式には1〜5年計43人も出席。6年生に感謝の言葉と歌を贈り、門出を祝った。
また、式の会場となった体育館では、6年生が中心になり全校児童と中米・ニカラグアの子どもが協力して描いた卒業制作の壁画が披露された。高さ1.5メートル、幅3.6メートルで、化学繊維の布に耐水性の塗料で着色。対角線で画面を2分割し、左上半分を秦梨小が、もう半分をニカラグアの子どもが手掛けた。学校での授業の様子や地域の特徴、文化などを色鮮やかな絵で紹介している。
壁画制作は、NGOジャパンアートマイルによる国際交流事業の一環。卒業式で展示された壁画は、平成32年の東京五輪で展示される予定という。