岡崎市議会3月定例会は、2日も本会議を再開して代表質問を続行。村越恵子議員(公明)と柵木誠議員(黎明)が登壇した。(山本浩禎)
村越議員が、身近な子育て相談支援の充実を求めた。
内田康宏市長は「保健所で実施している妊産婦と乳児の健康相談を、平成28年度から『まちかど ほっと相談室』に改称し、市内4カ所に拡充する。また、市内5カ所の保育園に併設している地区子育て支援センターも利用時間や講座内容を拡充し、より身近な場所での子育て支援の充実を図っていく」と答えた。
さらに村越議員は、地域包括ケアシステムの構築のためICT(情報通信技術)の活用について質問した。
杉山直人福祉部長は「今年度、岡崎市幸田町保健・医療・福祉ネットワーク協議会でICTの活用を検討し、4月から情報連携ツールとして電子連絡帳というクラウドサービスを利用し、多職種連携を深めることで、医療を含め在宅介護の限界点の向上に努めていきたい」と述べた。