岡崎応援キャラクター隊のメンバーで、オカザえもんの「はとこ」に当たるワルザえもんが節分の3日、“いたずら”をするために市内の4保育園に現れ、園児が豆まきで撃退した。「趣味はいたずら」というワルザえもんだが、「いたずらをしないように、オレ様が(あえていたずらをすることで)『何が悪いことなのか』を教える」と、園児に対して意外と親身な一面を見せた。(今井亮)
同市稲熊保育園では、保育士が扮する赤鬼の仲間として登場したワルザえもんがフラフープを乱暴に振り回したり、ブランコを立ちこぎしたりと、いたずらし放題。そんなワルザえもんに3〜5歳137人が勢いよく豆などを投げつけた。園児は「ワルザえもんは悪かったけど、豆まきは楽しかった」などとはしゃいでいた。
2年前の7月に初登場したワルザえもんは血走った目つきや裂けた口元、かぎ爪、包帯が巻かれた体のいでたちで「悪役」を演出してきたが、「怖い」という声が後を絶たないことから、瞳を大きくした猫のような表情などにイメージチェンジされた。