岡崎公園で14日、年内の営業終了を前にした迎春準備として、1年間の埃を落とす岡崎城の「すす払い」が行われ、国道1号沿いの大手門に高さ約3メートルの大門松が設置された。
すす払いでは、作業員と同公園を拠点に活動するグレート家康公「葵」武将隊が、長さ約4メートルの笹の枝で城の出入り口付近と、天守に付いた埃などを払い落した。武将隊は井伊直政、服部正成、小松姫の3人が、徳川家康が発する号令に合わせて汗を流した。
大手門に2基設置された大門松には円周約2.2メートルに松、竹、梅、葉ボタン、クマザサ、センリョウなどが飾り付けられた。
城や三河武士のやかた家康館などは29日から31日まで休業し、元日の午前9時から営業を始める。