11月1日に本格的に着工する「(仮称)乙川人道橋」の第1期橋りょう下部工事の安全祈願祭が24日、岡崎市明大寺町の乙川左岸河川敷で行われ、受発注の市や特定建設工事共同企業体(JV)の関係者ら約50人が出席した。人道橋は同市の「乙川リバーフロント地区整備計画」の中核に位置づけられている。
安全祈願祭の神事(地鎮祭)で、内田康宏市長が盛り土に鎌を入れた。内田市長は「着工は乙川リバーフロント地区整備計画のスタートを切るもの。計画が動き出したことを目の当りにして大きな感動を覚えるとともに、更なる事業の推進に向けて身の引き締まる思い。必ず新しい岡崎のまちづくりにつながるものと確信している」とあいさつした。
第1期橋りょう下部工事の工費は5億3352万円。人道橋は右岸側の第2期橋りょう下部工事や上部工事を経て平成29年度末に完成する予定。(今井亮)