東海愛知新聞バックナンバー

 9月15日【火】
3市合同 最後の家康公検定

過去最多1525人受験

最年少7歳 最高齢89歳

徳川家康公顕彰400年記念事業「第3回家康公検定」が13日、岡崎、浜松、静岡の3市で開かれ、過去最多の1525人が受験した。合格発表は10月22日。3市合同の検定は今回が最後。(竹内雅紀)

今回のテーマは「家康公の生涯〜家康公の志と天下泰平の国づくり」。受験者は制限時間1時間30分以内に「『人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし…』、遺訓からは心に沁みるような75年の生涯が伝わってきます。この遺訓を人生訓に活かす例も多く、私たちの生き方に重ねたい言葉です。重荷とは生きる主題、使命、テーマ。家康公の重荷とは何であったのでしょうか?」(答え・戦いのない国づくり)など4択式100問に挑戦した。グレート家康公「葵」武将隊は3市に分かれて受験し、岡崎では観光大使おかざき、家康公四百年祭おかざきPR隊の若手芸人2組も臨んだ。

3市の受験者の内訳は岡崎が47人減の908人、浜松が59人増の290人、静岡が78人増の327人。愛知産業大学と市福祉会館の2カ所で行われた岡崎では最年少が7歳、最高齢は89歳だった。

70問以上正解で合格。成績優秀者の表彰式は11月21日に岡崎公園内の龍城神社で行われる。