岡崎市図書館交流プラザ(りぶら)内の「内田修ジャズコレクション展示室」が10月1日、平成20年11月のオープンから初めてリニューアルされる。工事に伴い、9月24日から29日まで室内の一部が閉鎖され、サロンスペースなどが設けられる。(今井亮)
市制施行100周年記念事業に合わせたリニューアル。サロンスペースを設けるため、コレクションに含まれるレコード音源やプライベートテープが視聴できる視聴機14台を6台に減らす。サロンスペースを使い、来年11月にはジャズミュージシャンの写真展が予定されている。
またスピーカーやアンプ類を置き、ヘッドフォンでしか聴くことのできなかったレコードのサロンコンサートなども検討している。
室内の一角にはコレクションを音源化した自主販売CDの視聴コーナーが新設され、CD購入前に視聴が可能になる。改修費は約400万円。
担当者は「コレクションを多くの人に聴いてもらうための視聴機だが、室内空間を使ったレコードコンサートも可能なスペースを設けることで、『ジャズの街岡崎』の拠点としての役割を目指したい」と話している。