岡崎市図書館交流プラザ(りぶら)の入館者が18日、1000万人を突破した。1000万人目は、館内の子ども図書室で児童図書を借りるため、祖父の稲熊武夫さん(82)と訪れた梅園小学校2年の仁紀君。仁紀君と前後に訪れた市内の家族には、内田康宏市長から花束や記念品が贈られた。
内田市長は「年間15万人が来館し、開館から6年9カ月で入館1000万人が達成できたのは、何度も足を運び、利用してくれた市民のおかげ。今後も市民が集い、活発な活動の拠点として利用してほしい」とあいさつした。
普段は母親と絵本の『ウォーリーをさがせ』を借りに訪れるという仁紀君。花束、記念品を受け取り、「うれしかった。また来たい」と話していた。
1000万人の1組前は、原健志さん(53)、靖子さん(46)、拓海君(5)一家、1組後は宮﨑佐登志さん(39)と蒼平君(7)、遼平君(2)親子。
りぶらは平成20年11月1日に開館し、翌年の6月14日に入館者100万人を達成。以降は約1年間隔で300万人、500万人を突破してきた。この日の1000万人突破は、500万人を突破した同23年12月24日から約3年6カ月となる。(今井亮)