岡崎市は14日、徳川家康公顕彰400年記念事業で展開する大阪市での「ご当地版吉本新喜劇」と、岡崎市の観光をPRする「大阪プロモーション」の事業概要を発表した。この日は吉本新喜劇座長のすっちーさんが同市役所を訪れ、トップセールスの一環で内田康宏市長も出演して繰り広げられる“岡崎版”新喜劇の意気込みを語った。(今井亮)
岡崎版新喜劇は岡崎市内の架空の場所を舞台とした現代劇になる予定。8月18日から24日までの1週間にわたって上演され、期間中の22日に内田市長が何らかの役で登場する。
岡崎版新喜劇は9月ごろに東海地区でテレビ放送される。すっちーさんは「市長にもなんばグランド花月(NGK)で大暴れしてほしい」とあいさつ。市役所に集まった大勢のファンの声援に、新喜劇の一幕でお馴染みの「飴のばらまき」に代わる「飴配り」で応えた。
大阪プロモーションには市長や家康公400年祭おかざきPR隊の名古屋よしもと芸人、グレート家康公「葵」武将隊らが参加。8月10日から23日まで、JR大阪駅に隣接する商業施設「グランフロント大阪」や「あべのハルカス」、なんばグランド花月前広場で新喜劇や演武を披露する。
内田市長は「家康公生誕の地と岡崎市の周知、誘客促進を図りたい」と意気込みを述べた。新喜劇とプロモーションの費用は約1,400万円。