岡崎市美術博物館内のレストラン「セレーノ」が、7月20日で営業を終了する。同店は、開館当初から営業してきた前出店業者の破産申告に伴い、公募で決まった「ヒューマンラック」(豊橋市内張町)が昨年8月から営業してきたが、来年3月末の市との契約期間満了まで約8カ月を残しての撤退となる。
大規模な改修による今年4月以降の同館の休館で、想定以上に来店客数が伸び悩み、収益が見込めなくなったという。15日に同社から同館に対して、撤退の申し出があった。平成25年12月末まで営業していたレストランの元従業員が再興を目指して挑んだがかなわなかった。
同店は7月19日まで午前9時〜午後9時の営業を続け、営業最終日の翌20日は午後5時で閉店する。
同館は今年中に次期出店業者を公募する予定で、リニューアルされる来年4月のレストラン営業再開を目指す。(今井亮)