岡崎市は、夏至の22日と、7年前の主要国首脳会議(G8サミット)開催を機に設けられた「クールアース・デー」の7月7日に、市内16カ所の公共施設の照明を一斉に消灯(ライトダウン)する。環境省の「CO2削減 ライトダウンキャンペーン」の一環で、両日の一斉消灯には同省が都道府県を通じて呼び掛けた全国の自治体をはじめ、賛同する民間企業や個人なども参加する。
消灯時間は両日ともに午後8時から10時までの2時間。市役所、市美術博物館、岡崎公園、岡崎城、岡崎中央総合公園、道の駅藤川宿、5カ所の地域福祉センター、明大橋の夜間ライトアップ照明、屋外の外灯などを消す。2日間計4時間の16カ所の消灯で、約200キロワットの節電を目指す。
各公共施設にはライトダウンを呼び掛けるポスターを掲示。ライトダウンが実施される日は消灯のため、職員の定時退庁が推進される。
例年、キャンペーンでライトアップ照明が消灯されていた殿橋は、15日から半年間の耐震・長寿命化工事に入ったため、対象外となる。(今井亮)