岡崎市は、市内のホテルの宿泊プランに使える宿泊券と、観光・グルメなどのクーポン「家康公クーポン」をセットにした「家康公ふるさと旅行券」を、インターネットの宿泊予約サイト「楽天トラベル」で29日に発売する。
国の交付金を活用した「ふるさと旅行券」事業で、クーポンの付いたふるさと旅行券の発売は全国の自治体で初めて。
転売などの恐れから、旅行券は電子上の取り扱いとなる。家康公クーポン付きの宿泊プランに対し、
―の3種類を用意する。販売期間は11月30日までだが、売り切れ次第終了となり、追加発行はしない。
楽天トラベルに登録し、家康公ふるさと旅行券を販売するホテルは独自の宿泊プラン・サービスを考案する。シングルやビジネスユースの滞在が多い同市。市観光課の担当者は「観光で滞在してもらうためには、ホテル側の魅力的でお得感のある宿泊プランが鍵になります」と、12月まで続く家康公400年祭を契機とした観光客の誘致を狙う。
家康公ふるさと旅行券の購入方法は、楽天トラベル内に開設される市のサイトから「クーポン」をクリックし、登録ホテルを選択して宿泊を予約する。利用期間は7月1日から12月26日まで。