岡崎市内の小学校を対象にした、家康公400年祭おかざきPR隊による特別授業が5日、始まった。クイズやカルタなどを通じて徳川家康について学ぶワークショップで、希望のあった市内11校が受講する。(横田沙貴)
家康について学ぶことで地域の誇りを醸成させ、郷土愛を育んでもらおうと企画。初回は美合小で行われ、5年生78人と6年生48人が参加した。
5年生の授業は、女性コンビの「メロある」が担当。雑学クイズでは「徳川家康が収集していたのは刀か薬か」(答え・薬)「直らなかった家康の悪い癖は」(爪かみ)といった家康に関わることのほか、「水戸黄門」として知られる、徳川御三家の1つ、水戸徳川家の2代目藩主・徳川光圀についても出題。「食通だった光圀が日本で最初に食べた食べ物は」(ラーメン)「日本で初めて使った文房具は」(鉛筆)など、児童はグループで考えて解答。最高正解数は5問中4問だった。
「メロある」は軽妙なトークや得意のイラストを使いながら家康について紹介。最後は全員で「オカザキキテネダンス」を踊った。「家康公400年祭だから指は4本」「最後の『祭』では変顔をしよう」とアドバイスを受けながら楽しそうに踊り、締めくくった。
また6年生の授業はトラッシュスターが担当した。次回は9日に根石小で開かれ、12月まで続く。