東海愛知新聞バックナンバー

 6月5日【金】
身近な話題で学ぶ

「市民カレッジ」開催

7月に4回 岡崎市内の大学協力

岡崎市内の大学・短期大学と同市は、身近なテーマを通してそれぞれの特色に触れてもらう無料の大学開放講座「市民カレッジ」(前期)を、7月4日から25日まで、同市図書館交流プラザ(りぶら)で計4回開く。

人間環境大学愛知学泉短期大学岡崎女子大学愛知産業大学の教授や准教授が講師を務める。時間はいずれも午前10時〜11時30分。市内在住、在勤、在学者が対象で、定員は各講座60人程度。希望する講座のみを受講することもできる。

申し込みは、はがきに

  1. 郵便番号
  2. 住所
  3. 氏名(ふりがな)
  4. 年齢
  5. 性別
  6. 電話番号
  7. 受講希望日

―を記入し、〒444―0059、岡崎市康生通西4-71、りぶら文化活動推進課「市民カレッジ」係へ。23日必着。問い合わせは、文化活動推進課(23―3110)へ。

各講座の日程と講師、内容は次の通り。

【7月4日】人間環境大学・川口雅昭教授「吉田松陰の実像について」
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」で取り上げられている吉田松陰の妹・文に焦点を当て、杉家の実態などを解説する。
【11日】愛知学泉短期大学・岡田真智子准教授「子育てしやすい社会になるために今できることは」
歯止めのかからない少子化。「子ども・子育て支援新制度」を参考に、地域での取り組みの中から子育てがしやすい社会を目指す方法を考える。
【18日】岡崎女子大学・吉村譲准教授「社会的養護の現場で出会う子どもたちとの関わりから」
保護者からの虐待など、何らかの理由で家族と離れて生活することになった施設の子ども。そんな子どもらに寄り添ってきた経験を踏まえ、施設や子どもが抱えるさまざまな思いを理解してもらい、社会的養護を知ってもらう。
【25日】愛知産業大学・今井昌彦教授「インターネット・アディクション―ネット依存における今日的諸問題考」
一昨年に発表された中高生のネット依存予備群「推定52万人」という厚生労働省の調査結果。社会問題として取り上げられ、現在も影を落とす現況を、個々の事例から考察していく。