岡崎署管内(岡崎市、幸田町)で11日、春の交通安全運動が始まった。平成27年春の全国交通安全運動に合わせて、20日までの期間中、管内各所で講話や街頭キャンペーンを行い、市民らの交通安全意識向上へつなげる。(大山智也)
11日には、岡崎市戸崎町のイオンモール岡崎で、交通死亡事故抑止などを啓発する「岡崎幸田セーフティレディ」と「交通安全応援サポーター」の委嘱状交付式が行われた。
会場のセントラルコートには、セーフティレディに選ばれた管内8事業所の女性職員8人のうち7人と、サポーターとしてオカザえもん、えこたん、まめ吉といったキャラクターが出席。山内和久署長から委嘱状を受け取った。
式典の後は、7人と県警マスコットのコノハけいぶを加えた4体が、買い物客らにLEDライトなどの啓発品を配布。自転車の安全な利用と交通事故防止について注意を呼び掛けた。
セーフティレディに選ばれた服部工業の永井絢子さん(32)は「この地域は事故が多いと聞いているので、交通事故防止に向けて精力的に活動したい」と意気込む。セーフティレディとサポーターは今後、委嘱期限の来年3月31日まで管内の交通安全キャンペーンなどに参加し、活動する予定。
10日現在、管内の交通事故死者数は3人(前年同期比2人減)。県内は71人(3人減)。
運動期間中の主な行事は次の通り。