岡崎市戸崎町の西武岡崎店4階催事場で1日、開店15周年記念イベント「鈴鹿サーキット日本グランプリ展」が始まった。ゴールデンウイーク中の6日まで、多彩な展示や催しを通して、岡崎にいながらF1グランプリが体感できる。(大山智也)
三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで9月末に予定されているF1日本グランプリの開催を記念するとともに、自動車産業が盛んな西三河で多くの人にF1の魅力を体感してもらいたいとして企画された。会場では、鈴鹿サーキットオリジナルグッズの販売をはじめ、F1グランプリの写真、歴代のレーシングカーを描いた絵画の展示など、多彩なイベントが目白押し。
注目は、きょう2日に始まる「東京バーチャルサーキット レーシングシミュレーター」。県内初登場となる本格シミュレーターは、視界を覆うように並ぶ全長7メートルもの大型スクリーンと、レーシングマシンを模した座席がセット。ドライバーと同じ目線から見る迫力ある映像、座席から聞こえるエンジン音とハンドル越しの重みや揺れが、実際に鈴鹿サーキットを走っているかのような臨場感と操作感を演出する。
元トップレーシングドライバーの砂子智彦さんからのアドバイスもある。料金は10分間で1,500円。催事場レジカウンターで事前予約が必要。
同じくきょう2日から「鈴鹿サーキットクイーン」のメンバーが登場。6日午後1時と3時からは、岡崎出身のプロドライバーとして活躍中の中嶋大祐選手を招き、トークショーを開催する。
入場無料。最終日は午後6時まで。問い合わせは西武岡崎店(59―0111)へ。