岡崎市上地町の上地八幡宮（大須賀久人宮司）の境内にある「鬱金桜」が満開になり、見頃を迎えている。

咲き始めは薄黄緑色だが徐々にピンク色に変わる珍しい桜。別名「美人桜」とも言われている。大須賀宮司によると、4日に開花し、8日は満開になったという。当初予定していた10日からの桜まつりも2日早めた。「今年は例年よりも開花が1週間早く、一気に満開になった。境内にある遅咲きのソメイヨシノとともに来週まで楽しめる」と話している。

まつりは20日まで。期間中は、京都の宇治茶を使った抹茶の接待とオリジナルの桜まんじゅうが500円で堪能できる。午前9時〜午後8時。6時からはライトアップがある。11、12日は午前11時からと午後2時から、浦安奉納舞もある。

鬱金桜の状況はホームページで更新している。問い合わせは同八幡宮（52―6145）へ。（竹内雅紀）