岡崎市上地小学校の新1年生135人を対象にした交通安全教室が9日、同市上地3の上地自動車学校で開かれた。児童は、自動車学校の職員や岡崎署員らから道路を横断するときの注意点や道路に潜む危険などについて学んだ。
教室では人気キャラクターのアンパンマンとバイキンマン、県警のマスコットキャラクター・コノハけいぶらが登場し、車の近くで遊ぶことや走る車の危険性を実演付きで紹介。道路横断の注意点として
―を挙げた。風船を付けた段ボール箱が教習車にはねられる場面では、悲鳴を上げる児童もみられた。
最後に道路を横断する練習。児童は「右、左、右を見てから、手をピンッと上げて道路を渡ってね」と説明を受けた後、アンパンマンやコノハけいぶらに見守られながら道路を横断。この日は教習生が運転する車がコースを走っており、教員や同学区の交通指導員らも真剣な表情で見守っていた。
上地小では毎年、新1年生が安全に道路を通行できるようにと、15年ほど前から同自動車学校で交通安全教室を開催している。(横田沙貴)