岡崎市中町の老舗蔵元「丸石醸造」(深田達彦社長)はこのほど名古屋市内で開かれた「清酒きき酒研究会審査」(県酒造組合主催)の吟醸酒の部で、2年連続の県知事賞(最優秀賞)を受賞した。
同社が出品したのは大吟醸「徳川家康」。深田社長は「家康公400年祭の節目の年に『徳川家康』で県内1位を取れたことはうれしい。杜氏が頑張ったことが評価され、技術力が証明された証拠」と喜んでいる。同社はまた、純米酒の部に出品した「三河武士」で県組合会長賞を受賞した。
審査には、純米吟醸酒の部に49点、吟醸酒の部に48点、純米酒の部に43点、本醸造酒の部に30点の計170点が出品された。