県立岡崎高校の1、2年生や卒業生、同高同窓会のOB・OGら約200人が28日、新年度に迎える同高創立120周年を記念し、4人1組のチームの歩行距離を合わせた「120キロチームウオーク」と題した市内30キロのウオーキングに挑戦した。
コースのチェックポイントは、同高の前身である旧県第二尋常中学校の講堂(国登録有形文化財)がある針崎町の春咲の丘公園をはじめ、設置の許認可から校舎が完成するまでの仮校舎としていた勝鬘寺(同町)、岡崎公園、伊賀八幡宮、大樹寺など、同高と岡崎市にゆかりの深い歴史遺産や史跡など12カ所。午前8時に学校を出発した生徒らは、チームでチェックポイントを訪れるたびに歴史に思いを馳せていた。
この日のウオーキングは、創立120周年記念事業のキックオフとなる行事に位置づけられている。今年の10月1日は岡崎中央総合公園武道館で、生徒全員、保護者、同窓会など2400人の参加を見込む記念講演会が予定されている。(今井亮)