岡崎商工会議所は24日、同商議所で議員総会を開き、平成27年度事業計画と予算を決めた。新規事業として、地域の消費喚起に向け「プレミアム付き商品券」の発行を検討することを決めた。(大津一夫)
プレミアム付き商品券の発行は平成21年の「地域振興券」以来、6年ぶり。予定では4月から取り扱い事業所を募集。6月から購入の受け付けを行い、抽選で引換券の当選を決める。6月下旬から7月上旬にかけて引き換えを行う。
議員総会には同商議所議員と来賓合わせて約100人が出席。古澤武雄会頭は「経済を取り巻く環境は大きく変化しており、かつての成長力を回復するにはどうしたらいいかが課題だ」としたうえで、「今年の家康公400年祭、来年の市制100周年のイベントをどのように次の世代につなげていくか。また、将来の労働人口の減少にどう対応していくかも課題。今後も行政とも連携しながら経済の活性化に取り組みたい」とあいさつした。
新年度予算は一般会計2億3,000万円と中小企業相談所会計などを合わせた総額は5億7,900万円で、前年度より380万円少ない。
基本方針を「企業の強みを最大化し、さらなる活力ある岡崎の創造に向けて」とし、
―などを重点事業に挙げている。