JR岡崎駅東地区の商店などで組織する岡崎えきまえ発展会(新美明彦会長)は12月6日、会員36社で100円商店街イベント「100円ショップで街めぐり!!」を開催する。付近のほかのイベントと連携し、地域に伝わる歴史にも触れながら盛り上げる。(竹内雅紀)
会員53社のうち、約7割が参加。100円商店街イベントは岡崎市中心部の商店街が毎年秋に開催しているが同地区では初めて。中小企業庁の地域商店街活性化事業助成金(にぎわい補助金)約80万円を活用する。
午前9時にスタートし、各所指定の時間に商品やサービスを100円で提供したり、100円引きで販売したりする。
精肉店では通常3枚398円の手作りハンバーグを1枚100円、薬局では通常290円の沖縄県産黒砂糖を100円、美容室では中高生の女性限定でカット代が100円、スーパーでは卵10個入りが100パック限定で100円、飲食店での角ハイボール1杯が100円など。終了時刻は最も遅いところで午後11時。
スタンプラリー(午前9時〜午後6時)も同時開催。7カ所のうち、5カ所以上のスタンプを集めると市シビックセンター内で行われる抽選会に参加できる。先着1000人、抽選受付時間は午前10時〜午後6時。オカザえもんの掛け時計などが当たる。台紙は、シビックセンターや暮らしの杜で当日午前中に開催する「おかざきファーマーズマーケット」の会場、フジケンハウジングサロンで配布。
羽根町一帯では龍神伝説があることから同会は「龍の棲むまち」をキャッチフレーズにして取り組む。校章に龍が使われている羽根小学校や昭和47(1972)年まで行われていた雨乞い神事に関連する稲荷神社、鰻池なども地図上で紹介する。
連携イベントとして、聖夜の小道イベント、シビックセンターイルミネーションコンサートがある。
問い合わせは、新美会長(51―3230)へ。