岡崎市竜海中学校吹奏楽部がこのほど、千葉市で開かれた「日本学校合奏コンクール全国大会」アンサンブル部門で最優秀に当たる文部科学大臣賞を受賞した。木管三重奏を担当した3年生女子生徒3人が市役所を訪れ、内田康宏市長に報告した。(竹内雅紀)
受賞したのはアルトサックスの柘植ゆきのさん、クラリネットの布藤里彩、オーボエの松永明梨さんの3人。柘植さんと布藤さんは小学校から、松永さんは中学校に入ってから吹奏楽を始めた。3人は指揮者がいない中、息の合った生演奏で観客を魅了し、全国の頂点に立った。
柘植さんは「学校の文化祭の次の日で不安でしたが、1年間やってきた成果が出せて良かったです」、布藤さんは「本番では悔いのない演奏ができました」、松永さんは「思うようにできないこともありましたが、結果が出て満足しています」とそれぞれ感想を話した。
内田市長は「岡崎市にとっては誇り。今後も夢を持って取り組んでほしい」と激励した。