岡崎市戸崎町のイオンモール岡崎で15日、岡崎市への出店50周年を記念した植樹祭が開かれた。イオンモール岡崎とイオン岡崎南店に出店する専門店で組織される「イオン岡崎南店同友店会」と「イオンモール岡崎同友店会」が主催。両会が寄贈した舞姫桜50本を、同店敷地内に植樹した。
三重県で創業したイオン(旧岡田屋)が初の県外店として昭和40(1965)年2月、同市康生町に「オカダヤ岡崎店」を開店。このとき、市民の要望でサクラの苗木約700本を市に寄贈。この苗木は乙川などに植えられた。この活動が、同社が行っている環境保全活動「イオンふるさとの森づくり」の原点になった。同市への出店から来年2月で50年を迎えるに当たり、岡崎とも縁深いサクラの植樹を企画した。
植樹祭には内田康宏市長や古澤武雄岡崎商工会議所会頭ら来賓や関係者約100人が出席。店内で岡崎南店同友店会の岩崎孝三会長が、イオンの岡田卓也名誉会長に目録を手渡した後、関係者50人ほどが各場所に分かれ、スコップで苗木の根元に土をかぶせた。
今回の植樹で、同店敷地内のサクラが125本になった。(横田沙貴)