東海愛知新聞バックナンバー

 10月15日【水】

「伝馬5町の会」発足

岡崎 にぎわい創出へ地域が団結

岡崎市伝馬通1〜5丁目の町内会と商店街が一体になり、「岡崎伝馬5町振興会」(通称・伝馬5町の会)が発足した。商店街ににぎわいを取り戻し、町内会の枠を超えて住民同士の交流を深めようというのが目的。今後は共通のイベントで盛り上げ、「街づくりの手本になる活動をしたい」と張り切っている。(大津一夫)

このほど伝馬2の岡崎サンホテルで発会式が開かれ、会員と来賓合わせて約60人が出席。会長に選ばれた竹内照男さんは「子どもの減少や商店街の人出が少なくなり、寂しい思いをしてきました。地域住民が一体になって楽しめるイベントを開きたい」とあいさつした。

昨年夏から5町の総代、商店街発展会などの有志で準備を進めてきた。今年8月には市の承認を受け、新たに振興会として設立された。各町の発展会はそのまま存続する。

これまでも、4丁目のルーテル教会を会場に、甲山中学校梅園小学校愛知教育大学附属岡崎小学校岡崎女子大学・短期大学の児童、生徒と学生が協力し「ゴスペルの会」を開催したり、街路灯のLED化工事を実施したりした。地域に花を飾り、年末にはクリスマス会・餅つきの会も開催した。

今後は、小学生が描いた絵をフラッグにし、通りに飾ることなどを計画している。