中日本高速道路(NEXCO中日本)が整備している新東名高速道路・浜松いなさジャンクション(JCT、浜松市)―豊田東JCT(豊田市)間のインターチェンジ(IC)とサービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)の名称が決まった。
岡崎市内では樫山町に建設中のICが「岡崎東IC」に、宮石町に建設中のSAは「岡崎SA」になった。両名称については昨年3月に内田康宏市長が同社へ要望し、同年7月に同社から意見照会された際に回答していた。
岡崎東ICは、旧額田町に位置することから長年、「(仮称)額田IC」とされていたが、市役所内に設置された名称検討委員会では、岡崎市との合併で「額田町」の名称が消滅したことや、県内外からの運転手が岡崎市内にあるICと瞬時に理解できること、既存の東名高速道路・岡崎ICと区別して市東部にあること―などを理由に「岡崎東」でまとまっていた。岡崎SAは上下線集約型の休憩施設となる。
浜松いなさJCT―豊田東JCT間の約55キロは、複数個所の法面で地滑りの兆候や大規模な崩落が見られたため、同社は今年7月に開通時期を平成26年度末から1年延長して27年度末に修正していた。新城市内のICとPAの名称はそれぞれ新城IC、長篠設楽原PAとなる。(竹内雅紀)