岡崎市は29日、来年の徳川家康公顕彰400年記念事業を盛り上げるために、多くのタレントを輩出している「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」とタイアップして家康の生誕地・岡崎をPRしていくと発表した。PR隊長には「はんにゃ」が就任、若手2組がPR隊員として関連イベントに登場する。(竹内雅紀)
PR隊の正式名称は「家康公400年祭おかざきPR隊」。隊長の「はんにゃ」は平成17年に結成。田原市出身の金田哲さん(28)の奇妙な動きで始まる「ズクダンズンブングンゲーム」という芸で人気を得ており、知名度は全国区だ。PR隊員はいずれも名古屋市を活動拠点に置く男性2人組「トラッシュスター」と女性2人組「メロある」。トラッシュスターは愛西市と名古屋市出身、メロあるは東海市と三重県桑名市出身。
11月2日午後3時から岡崎城下家康公秋まつり(市民まつりから改称)商工フェアステージで任命式が行われる。今年度は11月23日のおかざきマラソン、12月26日の家康公生誕祭、27年1月12日の名鉄ラッピング電車出発式などに出演する。
よしもとクリエイティブ・エージェンシーの親会社の吉本興業は地域密着型芸能活動の一環として、所属のタレントを全国各地に派遣して居住させ、地域貢献させる「住みます芸人」プロジェクトを展開中。ただし、今回の「はんにゃ」をはじめとする3組は岡崎市に居住はせずに、関連イベントの出演などを通して岡崎をPRする。