東海愛知新聞バックナンバー

 7月10日【木】

部活動全国大会や被災地訪問

岡崎商高生徒10人 岡崎市長と面会

愛知県立岡崎商業高校の生徒10人が8日、岡崎市役所を訪れ、内田康宏市長に部活動の全国大会出場や東日本大震災の被災地訪問を報告した。

県予選で団体優勝した情報処理部は27日に千葉県で開かれる全国大会に出場。昨年の全国大会は6位で悔しい思いをしていることもあり「1つでも上の順位を狙いたい」と、3年生4人は意気込んだ。

県予選で団体3位に入った簿記部は20日に東京で開かれる全国大会に2、3年2人ずつで臨む。目標を10位以内と定め、2年生は「来年につなげる大会に」、3年生は「最後の大会なので悔いのないようにしたい」と抱負を語った。

今年で3年目となる被災地訪問は、生徒会役員を中心に15人程度で30日から8月2日まで宮城県南三陸町に出向く。現地では農業や漁業支援、がれき撤去などのボランティア活動を行う。生徒会長の薬師寺里奈さん、副会長の岡田久瑠実さんは「1年生から参加して3度目。被災地の現状を心に刻み、岡崎に戻ってきたら伝えたい」と述べた。

内田市長は「情報処理部、簿記部の皆さんは全国の舞台で頑張ってほしい。被災地に向かう生徒は自分たちには何ができるかを学んできてほしい」と激励した。(竹内雅紀)

薬師寺さん、岡田さんを除く市長訪問者は次の皆さん。

【情報処理部】
水野慎太郎、松﨑彩乃、織田将輝、館越ゆり
【簿記部】
三浦宏晃、安藤晴菜、阿知和紗菜、宇野美沙都