岡崎市美合小学校で4日、米カリフォルニア大学デービス校で東洋の文化を教える内田三養さんを招き、国際講演会が行われた。
美合小では国際理解教育の一環として、英語学習や国際交流に力を入れている。今回は、同校の卒業生でもある内田さんが、海外夏季講習でデービス校の学生を連れて来日していたことから、講演が実現。1日には児童たちと学校を訪れた学生との異文化交流会があった。
内田さんはこの日、学生3人とともに訪れ、全校児童の前で講演。「英語が話せると...」と題して、日米の文化の違いや、英語を学ぶことの意義などを紹介した。
学生や児童とのやり取りを交えながら、児童たちの疑問1つ1つに丁寧に回答。軽妙なトークを展開し、「アメリカのみんなと友達になりたい?」と語り掛けると、児童たちから「なりたい!」と大きな声が返ってきた。
途中、アメリカの子どもたちになじみ深い遊び歌「Hokey Pokey」を全員で歌った。児童たちは最初こそ英語の歌に戸惑っていたが、次第に笑顔を見せるようになり、歌と踊りに夢中になっていた。最後は、日本でも一大ブームとなった「アナと雪の女王」の主題歌「Let It Go」の原曲を全員で歌い、英語の楽しさに触れた。(大山智也)