岡崎市上佐々木町の石工団地で19、20日、石の掘り出し市「第17回団吉くんまつり」(岡崎石工団地協同組合主催)が開かれる。伝統産業の石製品と石工団地を知ってもらおうと、組合加盟の約60社が墓石や灯籠、インテリア小物製品などをお値打ち価格で提供する。(竹内雅紀)
今年は組合創設50周年を記念して、来年春開通予定の新東名高速道路・岡崎サービスエリア(仮称)に設置する石彫ベンチ製作がある。また、各事業所が50周年に合わせた価格設定をする。
昨年に続き五輪を意識しゲーム性を持たせた石遊びの「石リンピック」や団地内を巡る「探しリンピック」のコーナー、定番の工場見学ツアー、飲食物の販売などがある。人気の餅投げは19日午後1時ごろから、巨大な金太郎石像を引く「石曳き」は同3時から。重さ2トンの岡崎産吉祥石を割る「石割り」は20日午後3時から。マスコットキャラクター「団吉くん」も登場する。
実行委員長の吉田秀徳さん(42)は「石に触れて楽しめる企画が満載。気軽に遊びに来てほしい」と来場を呼び掛けている。
両日とも午前9時〜午後5時。雨天決行。一部コーナーは有料。問い合わせは、実行委員会事務局(31―3823)へ。