青年海外協力隊の隊員としてアフリカ・ルワンダに2年間赴任する岡崎市明大寺町の薬剤師加藤礼子さん(35)が18日、岡崎市役所を訪れ、内田康宏市長に出発前報告をした。
25日に出発する加藤さんは、現地では井戸水使用の奨励や手洗いの励行など公衆衛生面での活動を行う。赴任先は首都キガリから東へ約100キロの地方都市キブンゴ。
「20年前に大虐殺があった場所で悪いイメージが強いが、ルワンダは現在、アフリカの中でも治安が良い方の国と聞いている。現地の文化を学んで、帰国後に役立つような成長を遂げたい」と抱負を述べた。
内田市長は「最近は女性が青年海外協力隊の隊員として赴任するケースが多くなってきている。ぜひ2年間頑張ってほしい」と励ました。(竹内雅紀)