岡崎の伝統産業や文化を紹介する「第13回カルチャーフェスティバルin岡崎」が25日、岡崎市戸崎町のイオンモール岡崎で始まった。おかざき匠の会、東海愛知新聞社などで組織する同実行委員会が主催。期間中の土、日曜日には伝統工芸の実演とワークショップも行われる。2月2日まで。(横田沙貴)
この日実演されたのは、三晃堂表具店の「表具」と手織三河木綿保存会の「三河木綿」。3階の特設会場で書の額装の作業や、綿から糸を紡いで布を織るところを披露した。通りがかった買い物客は職人たちの手元を熱心にのぞき込んでいた。
初日限定のワークショップでは、上新石材店と楠名石材商店によるストーンペイントが無料で楽しめた。
また石灯籠などの石彫作品も展示。岡崎アート広報大臣のオカザえもんをかたどった御影石製のベンチや、かわいらしい動物をデザインした石像が注目を集めていた。
イオンホールでは、5団体による生け花展。伝統的な生け花に加え、ガラス容器を使ったり、天井から吊るした花器に花を生けたりと、洋間にも合うモダンな作品もあった。セントラルコートでは、ステージで日本舞踊、キッズダンス、空手演武などが披露される。また、2月1、2日には無料の呈茶も予定されている。