日本産業教育振興協同組合(深谷開造理事長)主催の第11回三河地区中学生ものづくりコンテストの最終審査が10日、岡崎市明大寺町の同組合事務所で行われ、特別賞に木工、金工の2部門で合わせて11点が選ばれた。(岩月健)
同コンテストは中学校技術・家庭科の授業で製作された作品を対象に、アイデアと技術を競うもの。今回の応募点数は木工257点、金工121点で昨年に比べて総数で141点多かった。
木工作品の審査は、審査委員長の橘田紘洋愛知教育大学名誉教授と稲吉治三河教育研究会技術・家庭科部会長、金工作品は岡田教志岡崎鉄工会協同組合理事長が務めた。
橘田委員長は「全体に正確で丁寧に仕上げた作品が増えてきた。アイデアを具体的な作品にする技術をさらに磨いてほしい」と講評。岡田理事長は「旋盤を使った作品が出てきたのは初めてでよかった。手仕事で細かいところまで良く研磨できている」と技術力を評価した。
特別賞を受賞したのは次の皆さん。