岡崎公園内の三河武士のやかた家康館で14日、18歳以上を対象に甲冑(かっちゅう)を着て園内を自由に散策できる「甲冑試着園内体験ツアー」が始まった。1月13日まで。
甲冑に身を包んで戦場を走り回ったり、出陣したりした“武将の気分”を体感してもらう。徳川四天王の猛将・井伊直政の軍勢を象徴する朱塗りの甲冑「赤備え」と陣羽織(重量約11キロ)が着用できる。
体験時間は甲冑の脱着時間を含め約1時間。散策のほか、岡崎城天守閣に上がったりすることもできる。園内にグレート家康公「葵」武将隊がいる場合は、一緒に記念撮影も。料金は1,000円で、同館への入館料が別途必要となる。
武将隊の演武に集まった来園者の視線を浴びながら体験した女性(25)は「初めは注目されて恥ずかしかったのですが、視線に慣れてくると非日常的で楽しかったです」と話していた。
体験は、3月1日から岡崎の桜まつり期間中も行われる。(今井亮)