東海愛知新聞バックナンバー

 11月22日【金】

「Cafeあすなろ」きょうから地域交流会

接客する姿見てね

知的障害者らが働く喫茶店「Cafeあすなろ」=岡崎市伊賀町=は22、23の両日に地域交流会を開く。時間はともに午前10時30分〜午後2時。(横田沙貴)

同店はNPO法人四ツ葉の会が運営する就労継続支援B型事業所。現在7人が、飲食物の調理や仕出し弁当作りと配達といった仕事に従事している。利用客は地域住民が中心だが、4月の改装後は倍以上に増えたという。毎年4月に、スタッフとして働く姿を多くの人に見てもらいたいと地域交流会を開いているが、今年は改装の関係上この時期の開催になった。

22日は福祉事業所と施設の利用者、養護学校の生徒など関係者を招く。23日は地域の人たちに開放。通常280円で販売している人気メニューのカレーを200円、400円の岡崎まぜめんを300円で提供する。またコーヒーの無料サービスに同法人の作業所「ひまわり」の自主製品や日用品などを販売するバザーもある。

あすなろの管理者の杉浦常弘さんは、「交流会を開いて、地域に根ざした事業所づくりをするとともに、スタッフの皆さんには接客を通じて地域と交流し、そこから働く楽しみを実感してもらいたい」と話していた。

問い合わせは、あすなろ(22―6189)へ。