東海愛知新聞バックナンバー

 10月4日【金】
岡崎まぜめん

世界記録に挑戦!

家康にちなみ「1542個」

11月2、3日に岡崎公園多目的広場で行われる「2013秋の市民まつり」内の商工フェアで、行政と民間で組織する実行委員会がご当地グルメ「岡崎まぜめん」を使ったギネス世界記録に挑戦する。郷土の英雄・徳川家康の生誕年にちなんだ1542個の器入りまぜめんで記録を作り、岡崎の魅力を再認識してもらうきっかけにしたいと意気込んでいる。(竹内雅紀)

秋の市民まつり「商工フェア」で

世界記録挑戦は2日目(3日)の午後2時10分ごろから。特設ステージ前に用意された観覧席を使って、隙間なくお椀型の容器を並べ、調理済みの100グラム以上の麺を入れて蓋をした状態で1542個(全長約210メートル)を並べる。岡崎まぜめん会が監修し、世界記録用の特別レシピで挑む。当日は公式認定員が来場して、数量を計測する。「最長のヌードル(麺)の容器の列」のこれまでの記録は、福島県郡山市での焼きそば1427個。認定されればその場でセレモニーが行われる。記録計測後は来場者が無料で食べることができるという。

商工フェアは昨年までは市主催で実施していたが、今年から市、エフエム岡崎岡崎青年会議所(岡崎JC)の3者が実行委員会を組織して運営。実行委員長で岡崎JCの山口康二さん(40)は「自分たちが住むまちに愛着や誇りを持ってもらうための起爆剤の1つとして世界記録挑戦を企画した。多くの方に来場してほしい」と呼び掛けている。実行委では2日間で前年より2万人増の12万人の集客を見込んでいる。

商工フェアの特設ステージでは、グレート家康公「葵」武将隊オカザえもんが登場するほか、五平餅早食い競争や巨石投げコンテストなどがある。また、会場には観光PRや物産品販売、ふれあいコーナー、石割り体験など全56ブースが並ぶ。フィナーレは、メッセージを書いた風船3000個を上空に飛ばす。

問い合わせは、実行委事務局(23―6212)へ。