東海愛知新聞バックナンバー

 9月20日【金】

「心の歌」和と洋でPR

県文連西三河部「芸能大会」
29日、市民会館 10年ぶり岡崎で

県文化協会連合会西三河部の「芸能大会」が29日、岡崎市民会館で開かれる。各市町の文化協会が毎年持ち回りで開催。岡崎では平成15年以来、10年ぶり。フィナーレは日舞とクラシックバレエで「おかざきの心の歌」夢3部作をアレンジした曲と踊りを披露し、「和」と「洋」で岡崎をPRする。(大津一夫)

岡崎市内の30団体と豊田、西尾、碧南、刈谷、安城、知立、高浜、みよしの各市、幸田町、西尾市一色地域から各1団体の、合わせて9市1町1地域から40団体、総勢465人が出演する。

オープニングは筑前琵琶旭幸会の演奏で始まり、岡崎女性コーラスが夢3部作から「夢ふくらませて」「夢受け継いで」を合唱。さらに「岡崎五万石」と「夢おどる」を筝(そう)、三味線、大正琴、尺八、篠笛、太鼓などで披露する。

このあと各地の文化協会に所属する団体が日舞、民謡、和太鼓、バイオリン、オペラ、バレエなどの舞台を繰り広げる。

フィナーレは、「夢おどる」を題材にした日舞とバレエの共演。曲に合わせたオリジナルの振り付けで、舞台と会場通路も使う。このほど会場の市民会館で合同の練習があり、細かい打ち合わせが行われた。

舞台構成にかかわっている岡崎文化協会芸能部会長の高橋傳次郎さんは「初めての企画。来場者に岡崎をPRするとともに、日舞、洋舞の交流を深めたい」と話している。

入場無料。午前9時30分〜午後3時50分。当日は市営籠田公園地下駐車場の駐車券を持参すると、会場で駐車料金が無料になるスタンプを押してもらえる。