東海愛知新聞バックナンバー

 9月7日【土】

オカザえもん 今度は軍手に

岡崎繊維青年ク 地場産業活性化を

岡崎繊維青年クラブ(金原正芳会長)はこのほど、話題のご当地キャラクター「オカザえもん」をデザインした軍手を企画、発売した。岡崎は繊維リサイクルが盛んなまち。会員は地場産業活性化の起爆剤として大きな期待を寄せている。(竹内雅紀)

■今月3日に発売

オカザえもん軍手は1双500円。原材料は、不要となり回収した繊維を使って作られた糸。手の平または手の甲にはオカザえもんの顔がプリントされている。今月3日に発売し、製造した720双中、既に200双が売れている。

6月ごろから構想があり、ようやく製品化にこぎつけた。原料回収や糸製造、小売り、商社などが集う同クラブならではの特徴を生かして、メード・イン・岡崎の軍手にこだわった。

企画の中心メンバーの1人で、作業服などの販売を手掛けるハチスカ(同市葵町)の蜂須賀大さん(32)は「岡崎が繊維リサイクルの一大拠点であるということを知ってもらうきっかけになればと思う。また、業界活性化にもつなげたい」、田商事(同市大門五)の田正男さん(37)は「繊維のまち・岡崎がPRできればいい。土産品としても通用するのでは」と話している。

軍手はハチスカ、名鉄東岡崎駅構内の売店で販売中。岡崎公園や道の駅「藤川宿」でも販売する意向という。

問い合わせは、ハチスカ(21―0166)へ。

参加は無料。定員は各6人程度。申し込みは同商議所(53―6190)へ。