岡崎商工会議所と「まちづくり岡崎」(松井洋一郎社長)は10月、「商店街おもてなしツアー」を実施する。市内3会場で開かれている「あいちトリエンナーレ2013」の関連事業で、来場者に岡崎の魅力を発信するおもてなしプロジェクトの一環。参加者を募集している。(大津一夫)
ふだん気にはなっているが、買い物をしないのに入店するのは気が引ける―といった市民が、商店主から店の特徴などを聞きながら交流するイベント。岡崎商議所では平成23年まで数回にわたり、同様のイベント「商店街発見ツアー」を実施。今回は商店街を回るほか、地域の史跡についても学ぶのが特徴だ。
参加は無料。定員は各6人程度。申し込みは同商議所(53―6190)へ。
日程と(1)訪問する商店名 (2)地域の史跡などは次の通り。
まちづくり岡崎が、おもてなしプロジェクト「Taste of Okazaki」を進めている。
トリエンナーレの開催に伴い、市の委託で市外からの来訪者を迎えて「岡崎商人ならではの、おもてなし」の機運を高めようというのが目的。「Taste」は味とともに、おもむき、風情という意味も込めた。
プロジェクトの内容は、
を実施。「商店街おもてなしツアー」は(4)の一環。案内パンフレットは、康生・伝馬、東岡崎、松本地区の46店舗を紹介。5000部作成し、各店舗などで希望者に配布している。
これまで6月29日と7月9日の2回、康生地区、東岡崎地区の商店主ら約20人が参加して勉強会を開き、意見交換を行った。「トイレを使ってください」「道案内します」など、それぞれの店でできるおもてなしを話し合った。
10月7日にも開催する予定。問い合わせは同事務局(23―7666)へ。