岡崎市で初めての開催となる第43回全日本中学校バレーボール選手権大会の試合が19日、岡崎中央総合公園武道館と岡崎市体育館で始まった。地元・岡崎から男子が東海ブロック大会2位の矢作北、同3位の竜南、開催地枠として岡崎市長杯2位の矢作、女子は同じく開催地枠で市長杯優勝の南が出場した。大会は21日まで。(大山智也)
ブロック大会などを勝ち抜いた男女各36チームが出場。この日は4チームずつ9グループに分かれて予選グループ戦を行い、きょう20日からの決勝トーナメントへ出場する各3チームが決まった。
全国的にも珍しい180センチの長身セッターを擁する矢作北は、兵庫県の飾磨東と対戦。1点を争う展開となった第1セットは、一進一退の攻防が続きジュースまでもつれ込んだが、最後まで集中力を切らさずに33―31で粘り勝ち。その勢いのまま25―20で第2セットを取り、初戦で決勝トーナメントへ。
2人のエースの得点力を生かした攻撃的なプレーが持ち味の竜南は、初戦で長崎県の西海に敗れたが、2戦目で神奈川県の羽鳥を2―0で破り、決勝トーナメントへ進んだ。