全国書写書道教育振興会主催の第37回全国学生書写書道展席書決勝愛知岡崎大会が3日、岡崎市竜美丘会館で開かれた。
予選で選ばれた園児から大学生までの約120人が参加。「和太鼓「響」の演奏のあと、大学生の小林優一さんが「出場できたことに誇りと感謝の気持ちを持ち、文字文化の発展を目指して力いっぱい頑張ります」と選手宣誓。内田康宏市長の太鼓の合図で始まった。
参加者は真剣な表情で用紙に向かい、与えられた課題の文字に挑戦した。
高校1年生の女子生徒は「園児のときから書道教室に通っています。練習しているとリラックスします」と話し、「1カ月前から、練習で200枚以上書きました。全国大会では上位入賞を目指します」と力が入っていた。
参加者が書いた作品は9月3日、東京で開かれる中央審査に提出される。(大津一夫)