岡崎市駒立地区で31日、岡崎駒立ぶどう狩り組合(岡田益夫組合長)に加盟する観光ブドウ園の開園式が行われた。式後には近隣住民らがたわわに実った甘いブドウをひと足早くほおばった。組合加盟の7園ではきょう1日に一斉オープン。10月10日ごろまで楽しめる。(竹内雅紀)
開園式は駒立町のマル京果園であり、来賓や関係者ら約30人が出席。神事後に岡田益夫組合長が「ブドウ狩りは今年で53年目。昨年は県内外から7万人が来場した。後継者も順調に育っているので、多くの人に堪能してもらいたい」とあいさつした。
テープカット後は恒例のブドウジュースによる乾杯。岡田組合長によると、春先の低温や梅雨明け以降の高温、小雨などの影響で育成に苦労したが「立派に育った。豊作と言える」。甘さも十分という。同町の小学4年織田大海君は「甘くておいしい。毎年友達と来ています。巨峰の時期も楽しみです」と笑顔だった。
デラウエアは8月末まで、巨峰は20日から10月10日ごろまで、スチューベンは9月から味わえる。料金は中学生以上が1,200〜1,600円、小学生は900〜1,100円、幼児が600〜800円。70歳以上向けの「火曜シルバーデー」や女性向けの「水曜レディースデー」などの割引もある。周辺ではバーベキューや川遊びができ、1日楽しめる。
開園時間は午前9時30分〜午後4時30分。問い合わせは、ぶどう狩り案内所(45―5151)へ。