岡崎城下家康公夏まつり2日目の29日、岡崎市出身のタレント、キンタロー。さん(31)が岡崎公園多目的広場に設けられた特設ステージで凱旋ミニライブを行った。あいにくの雨にも関わらず、地元出身の旬な芸能人をひと目見ようと多くの市民らが会場に集まった。(竹内雅紀)
この日は朝から雨が降りしきり、開始を告げる触れ太鼓と盆踊りは中止になった。6日間あるまつりの目玉の1つとなるキンタロー。さんの登場はフィナーレ直前の午後8時30分前。同3時ごろから待つ客もいた。
AKB48のヒット曲「フライングゲット」の音に合わせてキンタロー。さんが登場すると会場は一斉に沸いた。曲に合わせたダンスパフォーマンスが終わると「皆さん、岡崎に帰ってきました〜」と第一声。「雨で床は滑っても、ネタは滑りません」と明るく語り、AKB48の元センター・前田敦子さんや大島優子さん、高橋みなみさん、愛知県出身のタレント・光浦靖子さんらの物まねを惜しみなく披露した。
高校まで住んでいた岡崎とあって「やっぱり地元はいいですね」と言い、母校の三島小、竜海中の校歌を歌う場面もあった。さらに、当時は女子高だった岡崎学園高校の同級生4人がステージに上がり、久しぶりの再会を果たした。「本当はこの後、一緒にご飯を食べたかったけれど、明日の朝から仕事が入っていて終電で東京に戻らなきゃいけない」と残念がった。
“フィナーレ”は両手を頭上で広げて片足を上げる“フライングゲット”ポーズを会場全員と行い、足早に会場を後にした。